2024/10/09
「9月の問題」
9月1日は「防災の日」です。その由来は、1923(大正12)年に発生した関東大震災にあります。この地震で死者・行方不明者は10万人を超えました。
地震だけでなく、日本は災害の多い国です。そこで、私たち一人ひとりが災害への認識を深め、事前対策と心構えを一層図ることで災害に備えようと9月1日を「防災の日」、8月30日から9月5日の1週間は「防災週間」と定められています。
さて、「防災の日」のほかに「津波防災の日」が制定されていますが、それはいつでしょう。
※ヒントは、日ごろからの災害への備え編 > 家庭での備え > 防災訓練、防災活動への参加 にあります。
(1)9月5日
(2)10月5日
(3)11月5日
正解は・・・(3)です。
「津波防災の日」は、2011(平成23)年に発生した東日本大震災を教訓として定められましたが、その由来は1854(嘉永7)年11月5日に発生した安政南海地震にあります。この地震で現在の和歌山県広川町を津波が襲った時、地元出身の醬油屋・濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)が、稲むら(取り入れの終わった稲わらを屋外に積み重ねたもの)に火をつけて村人を安全な場所に誘導した、という実話にちなみます。この実話をもとにして後に「稲むらの火」という物語が作られました。
なお、11月5日は、2015年の国連会議で「世界津波の日」にも制定されています。
「防災の日」もきっかけに、災害への備えを見直してみましょう。
9月の当選者発表
福岡県:モアラさん、愛知県:小麦さん、三重県:KENZさん
北海道:秋ちゃんさん、福岡県:ミートさん、島根県:オーシャンズさん
福井県:ゆうじさん、広島県:よみやさん、福島県:ハナミドリさん
山形県:すけさんさん