「5月の問題」
5月に入り、新緑の季節を迎え、登山を予定されている方もいらっしゃると思いますが、日本にはたくさんの火山があることはご存知ですか?
全国の火山活動について総合的に検討を行う「火山噴火予知連絡会」は2003年に、おおむね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山を「活火山」と定義し、現在、活火山は111あります。
さて、作家の深田久弥さんの著書「日本百名山」は、テレビ番組で扱われることも多く、ご存知の方も多いと思いますが、この中に活火山はいくつ含まれるでしょうか。
※ヒントは、防災の世界 > 災害基礎知識 「火山と噴火災害」の講義映像にあります。
(1)12
(2)22
(3)32
正解は・・・(3)です。
百名山に登ろうとしたとき、おおよそ3回に1回の確率で活火山に登ることになります。
百名山に限らず、日本の人気のある山、有名な山は、火山であることが多いです。
活火山は、現在は111ですが、この数は不変ではありません。今後、「活火山」ではない火山周辺で地質調査を行い、1万年以内に噴火した痕跡が見つかれば、「活火山」は増えることになります。
登山の前には、その山が活火山かどうかを調べて、もしも活火山であれば最新の火山活動状況を調べるようにしましょう。
参考)気象庁:各火山の活動状況「登山者向け情報提供のページ」など
https://www.data.jma.go.jp/vois/data/tokyo/volcano.html
5月の当選者発表
新潟県:恵土泉さん、福島県:おていちゃんさん、宮崎県:ハコフグさん
愛知県:舟橋努さん、山梨県:ピリカさん、大阪府:さーちゃんさん
東京都:どすこい神輿さん、静岡県:元気丸ヒーロさん、愛知県:おふぁんぬさん
愛知県:KONYUさん