竜巻からのサバイバル

竜巻に遭ったときの
行動について紹介します。

竜巻からのサバイバル

いざというときの行動

屋内にいる場合

  • 窓のない、一階または地下の部屋などへ移動しましょう。
  • 窓、ドア、外壁から離れましょう。
  • 浴槽や頑丈な机の下に入り、両腕で頭や首を守りましょう。
屋内にいる場合

屋外にいる場合

  • 近くの頑丈な建物に移動しましょう。
  • 頑丈な建物がなければ、飛んでくるものから身を守れるような頑丈な構造物のそばに身を隠し、頭を抱えてうずくまりましょう。
  • 強い竜巻の時は、車も飛ばされる恐れがあるので、車の中にいても頭を抱えてうずくまりましょう。

竜巻が起きた時に注意すること

前兆現象に注意

  • 竜巻のような局所的な現象は、空を見て天気を予測することが重要です。次のようなサインを感じたら、普通でない積乱雲と考えて行動を起こしましょう。
前兆現象に注意

飛来物に注意(外出は控える)

  • 外に出ると、屋根瓦、看板などが落ちてきたり、飛んできたりすることがあります。
  • 切断して垂れ下がった電線に触れて感電する危険もあります。
  • 不要な外出は控えましょう。

【参考】

  • 竜巻等は積乱雲の下で発生します。
    積乱雲は、大気の状態が不安定なときに急発達し、竜巻のみならず、急な大雨、雷、ひょうなどの激しい現象も引き起こす可能性がありますので、「竜巻注意情報」等が発表された際にはこれらにも合わせて注意してください。
  • 気象庁では、竜巻やダウンバーストなどによる激しい突風が予測されるときに、国民の皆さんに注意を呼びかけるため、「竜巻注意情報」を発表します。
    また、目撃情報が得られて竜巻等が発生するおそれが高まったと判断した場合にも発表しており、有効期間は発表から約1時間です。
  • 「竜巻注意情報」発表があったら、空を見て、積乱雲が近づくときの特徴がないか注意します。
  • また、竜巻発生確度ナウキャストや気象レーダー画像にアクセスできる場合であれば、自分が今いる場所の状況についてこまめに確認(5~10分程度ごと)します。
  • 竜巻注意情報と竜巻発生確度ナウキャストは組み合わせて利用することが効果的です。

(出典)(l 気象庁HP)をもとに作成

飛来物に注意(外出は控える)

参考:消防庁防災危機管理e-カレッジ、首相官邸HP「防災の手引き」