コロンビア地震
I 地震発生から現地入りまで
地震災害の概要
コロンビア共和国・アルメニア市の概要
派遣の決定から出国まで 往路・被災現地まで
2.コロンビア共和国・アルメニア市の概要
1 人口・面積
3,563万人(1996年) | |
1,141,748km²(日本の約3倍) | |
首都: | サンタフェ・デ・ボゴタ 人口 730万人(1996年) |
言語: | スペイン語 |
救助活動を行った都市: | アルメニア市 人口 22万人 |
2 地形・気候
南米北西部の端に位置し、アンデス山脈が南北に走り起伏の激しい地形である。 熱帯圏に属するが、東部の山岳地帯にある人口の集中する大地は、年間を通じて冷涼な気候である。
一般的に3ヶ月毎に雨期(3~5月、9~10月)と乾期(6~8月、12~2月)がくると言われているが、近年はあまり明確でない。
国際消防救助隊(以下「IRT」という。)が活動を行ったキンディオ県アルメニア市は、ボゴタの西約200kmに位置し、標高は約1,500mで、日中は日がさせば約28℃、曇りであれば20℃前後、夜間はおおよそ10℃前後の気温であった。
3 時差は、日本を基準に-14時間。
災害発生時の日本時間3時19分は、現地時間では13時19分と昼過ぎにあたり、発災後の数時間は現地との情報交換が比較的行い易い時間帯であった。