スマトラ沖大地震及びインド洋津波災害
地震の概要
派遣期間・派遣(活動)場所・派遣隊構成
活動経緯12月29日~12月30日
活動経緯12月31日~1月2日
活動経緯1月3日~1月4日
活動経緯1月5日~1月6日
活動経緯1月7日~1月8日
活動場所周辺の地図等
5. 活動経緯1月5日~1月6日
○ 1月5日(水)
タクアパー郡第4ゾーンのオーキッドホテルにおける捜索活動をシンガポール軍チームと共同で実施。客室内より、日本人宿泊客と欧米人宿泊客の遺留品(衣類、旅券、ID、航空券、免許証、クレジットカード等)を発見。これらは、第4ゾーン対策本部に届けられ登録された。
捜索犬(フランスのボランティアが連れてきたもの:Protection Civileのマークを付けていた)を使って捜索を行うシンガポール軍救助隊員
オーキッドホテルにおける捜索活動(遺留品の捜索に重点をおく)
○ 1月6日(木)
(1) タイ海軍及びタイ外務省への活動報告
タイ海軍及びタイ外務省に対し、救助チームの活動報告を行った。団長より、今回の災害での被害に対しお悔やみ申し上げるともに、活動結果の概要を以下のとおり報告。我が国救助チームは、貴国政府の要請に基づき12月29日にプーケットに入り活動を開始し、2日前(1月4日)にタイ政府が捜索活動を終了したことから帰国することとなった。活動中における貴国政府のサポートに感謝申し上げる。我が方チームはタクアパー郡及びピピ島において捜索活動を実施。整地が行われ、復旧が進んでいると認識している。救助チーム帰国後も消防ヘリチーム、医療チーム、DNA専門家等が引き続き支援活動を行うのでよろしくお願いしたい。
海軍中将に対する救助チームの活動報告
海軍中将に対する救助チームの活動報告
(2) 医療班によるメディカル(メンタル)チェック
今回の救助活動では、遺体の収容作業をはじめ、陸路、空路、水路での長距離移動など、肉体面のみならず精神面でも大きな負担が各隊員にかかったことから、バンコクのホテルにおいて、医療班が事前に配布した質問表をもとにした面接方式のメディカル(メンタル)チェックを1月6日、7日の2日間にわたって実施した。