1.川口市消防局
この腕用ポンプは、昭和9年に当事の神根村消防組(現在の川口市神根地区付近)に配置されたものです。
当事としては、近代的な消防機器として、火災の第1戦において、活躍しました。
川口市消防長 福田 満 氏
2.福岡市消防局
明治後期から大正初期にかけて福岡市内で活躍した腕用ポンプ(市原喞筒諸機械製作所 製)です。
当時、市内には同様のポンプ8台がありましたが、大正4年には蒸気喞筒が、大正12年にはアメリカ製ポンプ自動車が導入され、消防の機械力は飛躍的に向上しました。
3.横浜市民防災センター
横浜市消防局菅田消防署に保管してあった物を平成5年に横浜市民防災センターに引き取りました。
昭和40年ごろは、まだ現役で使っていた記憶があるという人もいます。竜吐水に比べ性能が良いと記されているそうです。
4.仙台市消防局
大正2年4月に製造されたもので,現在の仙台市内西部に位置する,旧広瀬村において使用されていたものです。
平成元年にお色直しをし,仙台市消防局の1階ホールに展示されています。
5.岩手県消防学校
この腕用ポンプの作製された時期は不明ですが,昭和28年4月に旧徳田村(現在の矢巾町)の第一分団が購入し,使用していたものであり,昭和53年6月に矢巾町から本校に寄贈され,展示されています。
6.呉市防災センター
昭和60年12月、呉市入船山記念館に展示していたものを呉市防災センターに移設展示したものです。呉市消防団第12分団(阿賀地区)から寄贈されました。