平成27年9月関東・東北豪雨
【気象状況及び被害等の概要】
平成27年9月7日に発生した台風第18号が9月9日10時過ぎに愛知県知多半島に上陸した後、日本海に進み、同日15時に温帯低気圧に変わり、西日本から北日本にかけての広い範囲で大雨となった。特に、9月9日から11日にかけては、台風第18号から変わった低気圧に湿った空気が流れ込み続けた影響で、多数の線状降水帯が次々と発生し、関東地方と東北地方では記録的な大雨となった。気象庁は、この大雨について、栃木県、茨城県及び宮城県に対して大雨の特別警報を発表して最大級の警戒を呼びかけた。気象庁では、9月9日から11日にかけて関東地方及び東北地方で発生し甚大な被害をもたらした大雨について、「平成27年9月関東・東北豪雨」と命名した。
この大雨により、土砂災害、浸水、河川の氾濫等が発生し、宮城県、茨城県及び栃木県で人的被害が発生した。また、避難の遅れ等により多くの住民が孤立したほか、宅地及び公共施設等の浸水が長期化した。
平成27年関東・東北豪雨-1
平成27年関東・東北豪雨-2
これは、気象庁による関東・東北豪雨の気象及び大雨の概要と対応に関する資料です。
これは、消防庁HP「災害情報」における関東・東北豪雨時の被害状況及び消防機関等の活動状況に関する資料です。
これは、内閣府ワーキンググループによる関東・東北豪雨の概要及び対応の教訓等に関する資料です。