東町辺りは旧伊勢街道沿いの古い町並が続いている。
この辺り、道は蛇行しながら緩やかな勾配の上り坂になっており、両側には低い2階建ての町家が続く。
ここも、格子造りや塗込壁に虫籠窓が残っており、昔の面影を随処に残している。
この町並の尽きる辺りで一寸と裏手に廻ってみた。白壁に燒杉板を張った蔵が並び、そばには小川が流れている。
この景色、何処かで見たのとよく似ているが思い出せない。初めて訪ねた地であるが、何んとなくなつかしい気がする。