蔵の町 川越(埼玉)平成4年5月
西武鉄道「ほんかわごえ」で降り、当地のシンボル『時の鐘』を尋ねてみた。
歩くうちに蔵造りの建物が増えてくる。時の鐘は重厚な蔵造りの一群の中にあった。高さ約16メートル、均勢のとれた木製の櫓で、寛永年間に建てられ、明治の再建の時にも昔の姿のまま再現され、火の見櫓の役目も果したと云われている。
周辺の蔵店や木造民家とよくマッチしているが、只一軒モルタル塗りの四角い建物が気になると愚痴るのも旅行者の勝手な言葉か。
菓子屋横丁には、昔なつかしい駄菓子の数々が店一杯に並んでいた。