1.大洲市新谷町
肱川の支流,矢落川沿いに立つ,赤い火の見櫓。半鐘は緑青で緑色になり,後ろの山にとけこんで写真では見にくいかもしれない。
2.喜多郡内子町大瀬南
内子町は江戸時代のきわめて質の高い街並みが残っており,早くから重要伝統的建造物群保存地区に指定された。この火の見櫓は,その街からさらに山中に分け入ったところに立っている。
3.喜多郡内子町大瀬中央
2本の木柱でつくられた火の見櫓。かたわらの社と伊予の山々を見守っているようである。
4.松山市古三津
夕暮れ時に浮かぶ火の見櫓のシルエット。基礎に「昭和二十二年」とある。前の交差点には「右太山寺道」「左三津濱道」と彫った石柱がある。太山寺は国宝。三津浜は松山の昔からの港町。
5.松山市竹原町
松山中心部にほど近い,伊予鉄道の線路脇に立つ火の見櫓。「ふみきりちゅうい」と「火の用心」。かつては半鐘もカンカンと鳴っていたことだろう。