1.西頸城郡能生町百川
日本海を前に立つ火の見櫓。このすぐそばに海水浴場があるが,夏でも波はけっこう高く,海はとてもきれい。能生町は古くからの北陸街道の宿場町で,海と山が迫っている土地。頂部についているのはサイレンの箱。
2.西頸城郡能生町徳合
眼下に青い空と日本海を望む火の見櫓。強い風を利用した風力発電の白い風車が見える。櫓は鋼管製で,比較的新しいものと思われる。
3.中頸城郡中郷村二本木
越後と信濃を結ぶ北国街道沿いで見つけたもの。半鐘?の形が珍しく,爆弾の転用かとも思うが,よくわからない。無骨なまくら木のような木柱も印象的。背後の建物は明治天皇の御巡幸の際,休息所となった家。
4.中頸城郡板倉町熊川
真夏に取材に行ったので,たくさんひまわりが咲いていた。このあたりは,広々とした水田のなかに緑の島のように集落が浮かぶ景観が特徴的。
5.中頸城郡板倉町針
高い!20mくらいある。まわりの家々と比べて抜きん出ている。この高さを支えるためか構造もがっしりしていて,屋根も大きく,半鐘がとても小さく見える。ここは江戸時代,飯山街道の要衝で在郷町であったところ。
6.東頸城郡安塚町細野
冬は豪雪地帯となる山中で見つけた火の見櫓。互いに寄り添うように立っている小屋とニコッとするような雰囲気をたたえている。どちらかが欠けてもこの雰囲気は出ない。