1.静岡県 磐田市 勾坂上
高さが高く(15m程度)、立ち姿のいい鉄骨製の火の見。頂部の屋根はロシア正教を思わせる。近代化を象徴するデザインだったと思われる。バス停も「火の見」で、地域のランドマークとして親しまれていることがわかる。
2.静岡県 浜松市 呉松町
同じく鉄骨製の火の見だが、こちらは反った屋根。こうなると何となく和風に見える。屋根の先端や見張り台にも細かなデザインがあり、丁寧につくっている。
3.静岡県 浜北市 平口法師軒
屋根の無いタイプだが、半鐘の上部に小さな庇がある。お寺の半鐘などに由来する造形と思われる。
4.静岡県 磐田市 向笠竹之内
高さ6m程度の小規模な火の見。それでもちゃんと屋根も見張り台もある。屋根の先端のヒゲのようなデザインが効果的。
5.静岡県 天竜市 横山
これも小規模なものだが、やはり半鐘上部に庇がある。ほとんど見張りとしての高さには意味がないので、半鐘を掲げたのはシンボルとしての意味だろう。
6.静岡県 南伊豆町 上小野別当
これは櫓とは言えないが、木で組んだ門型に古い銅の半鐘を吊しているのが珍しい。県道の番号に注目。