救助隊
救助隊は、交通事故や火災など危険な場所で救助活動をするため、とても丈夫で、よく目立つオレンジの服装をしています。
火災や事故現場などで救助活動を行う救助隊、オレンジ色の服が目印です。写真の救助隊は6人で1つのチームとして活動します。
訓練の様子を見学させてもらいました。始めにこれから練習することや注意することを皆で確認します。一番右が隊長、背中の人が副隊長です。
先ずははしごを登ることからスタート。二人一組となって安全かつ素早く登っていきます。
ロープを使って横に移動する訓練で『ロープ操法(渡過操法)』といいます。バランスを保ってロープを渡ります。
ロープを使って下に降りる訓練『ロープ操法(降下操法)』といいます。ロープを身体に巻き付けて安全に降ります。
訓練中、事故が起きないようにいつも安全に気を付けています。隊長さんは一番離れたところで全体を見渡しています。
救助隊は特別な道具も沢山持っています。油圧式救助器具(スプレッダー)は先端部が大きなペンチの様な形をしていて金属などを押し広げたり、切断できます。
油圧式ジャッキは、車など重たいものを持ち上げたり、押し広げたりするのに使います。
マット式空気ジャッキも、油圧式ジャッキと同じように使います。奥の座布団のようなものがジャッキ本体、手前から呼吸器のボンベを活用して空気を送っています。
救助隊は沢山の道具を写真の救助工作車に乗せて行動します。訓練中も直ぐに出動できるよう準備しています。