はしご車
はしご車は、巨大なはしごがついた消防車両で、中高層建物の火災などに出動して、高所で消火や救助活動を行います。
はしご車には大きく分けて2つの種類があり「はしごが伸びるタイプ」と「屈折して折りたたむタイプ」があります。
(1)「はしごが伸びるタイプ」のはしご車を斜め前からみた写真です。
(2)同じ車両を斜め後ろからみた写真です。大きなはしごを支えるため、大きな車両となります。
(3)「屈折して折りたたむタイプ」のはしご車を斜め前からみた写真です。白の部分がはしごで二つ折りになっています。
(4)同じ車両を横からみた写真です。折りたたまれたはしごがよく分かります。車両後ろの黄色いバスケット部分に人が乗ります。
(5)はしご車の運転席です。無線機やナビゲーションシステムがついています。
(6)はしごを伸ばすとき、はしご車の脇からは「アウトリガー」がでてきて、車両が横転しないようにしっかりと支えます。
(7)はしごをの操作は、はしごの基部(付け根)にある操作席でします。はしごの回転に合わせて操作席も回転します。
(8)細かな操作ははしごの先端にあるバスケット部分でもできるようになっています。
(9)はしごを立てたり、伸ばしたりする操作は、油圧ポンプからの油圧で動いています。
(10)はしごを伸ばし始めている様子です。写真のはしご車は40mまで伸ばすことができます。
(11)はしご車の役割の1つは救助です。高い場所で逃げ遅れた人を助け出すことができます。
写真のはしご車ははしご先端部分が折れ曲がります。これで安全に屋上に近づくことができます。
(12)はしご車のもう1つの役割は消火です。下からは水の届かない場所へはしごを使って近づき放水します。