通信指令のしごと
それぞれの消防本部には、119番通報したときに、素速く状況を知り、すぐに消防車や救急車などに出動の指令を出す通信指令室があります。
A消防本部のようす
(1) 通信指令室の全体の様子です。正面の大型の画面には、消防本部の全ての車両が現在活動中なのか、待機しているかなどすぐに分かるようになっています。
(2) 119番通報を受ける消防士さんの様子です。火事なのか?救急なのか?いつ、どんな通報があってもすぐに応えられるようにしています。
(3) 通報を受けると、素速く出動の指令を出します。出動する場所の様子や、どの車両を出動させるのかなど瞬時に色々な情報が必要ですから、1人で何枚ものモニター(表示画面)を使います。
B消防本部のようす
(1) 上の消防本部とは別の通信指令室の様子です。
(2) 令和2年度に全国で発生した「出火件数」は約34,000件、「救助活動」は約60,000件、「救急活動」は約6,600,000件でした。このほとんどが119番通報をとおして通信指令室に集まります。
(3) 119番をかけたとき受話器の向こうにはいつも消防士さんが待機しています。