10.昭和60年代以降の消防

(4)救急

昭和60年代以降の消防

(4)救急

 救急業務実施市町村は、平成10年4月1日現在3,150市町村に増加した。これは全市町村3,233のうち97.4%にあたり、全人口の99.7%が常時救急サービスを受けられる状態になった。また、平成10年の救急出場件数は347万6,504件で大幅に増加した。
 こうした救急業務の高まりに対応するため、平成3年に「救急救命士法」が制定され、平成4年7月から救急救命士の資格を持つ救急隊員による高度な救急業務が実施されることとなった。