消防の施設装備

3.消防水利

 消防水利は、消防活動を行う上で消防車両等とともに不可欠なものであり、消火栓、防火水槽等の人工水利と河川、池、海、湖等の自然水利とに分類されます。
 人工水利は、常に一定の取水が可能であることから、消防活動時に消防水利として活用される頻度が高くなっています。
 また、自然水利は、取水量に制限がなく長時間に渡る取水が可能な場合が多いため、人工水利とともに消防水利として重要な役割を担っています。その反面、季節により使用できない場合や、取水場所などに制限を受ける場合もあるため、消防水利の整備に当たっては、人工水利と自然水利を適切に組み合わせて配置することが必要です。

表 消防水利(主な人口水利)の整備数